一般社団法人ときの羽根が実施運営する、上海崇明島における日中合作事業「自然がっこう」プロジェクト

一般社団法人ときの羽根

上海崇明島における日中合作事業「自然がっこう」プロジェクト

◆プロジェクトの目的

当法人と崇明県生態科普協会が中核となり、上海市・崇明県政府、同済大学等の協力を得て実施運営する環境教育プログラム「上海・崇明島における日中共同『自然がっこう』プロジェクト」により、崇明島生態系保全を重要課題とする人材育成(教師、生徒、島民)と持続可能な低炭素生態島建設に貢献。また中国が抱える喫緊の重要課題である環境汚染、環境破壊への対応策として表層的な解決策ではなく、幼少期の人材教育として日常生活の営みの中で生物多様性の認識や命を繋ぎ育む自然への思い遣りの心を地域の人々と暮らしのあり方ともに学ぶ習慣を創り上げる、長期的な社会システムの構築を目的にしています。

◆期待される成果

崇明島2011年度に育成した環境授業コーディネーターが中心になって実施運営する「自然がっこう」では、受講対象を児童・生徒から一般市民に広げ、環境保護・生態系保全に対する意識向上に努めています。こうした活動により、中国政府が打ち出した「崇明生態島建設」に向け、ラムサール条約登録「東灘湿地」に生息する149種200万羽の鳥類、野生植物42種の保護・保全意識を育むなど、環境保護と経済発展の両立、地球温暖化と生態系保全等に配慮した農業や観光などの新たな産業の発展に期待しています。

◆実施・運営体制

同済大学(李建華教授)、上海交通大学(周培教授)、金沢大学(香坂玲准教授)、上海対外科学技術交流中心、上海市崇明県科学技術普及協会、上海市農業科学院園芸研究所(朱主任)の協力を得て、崇明島の小学校35校を活動の核に置き、教師・生徒・父兄を主対象に崇明島における環境の実態把握を行い、豊かな自然環境資源に関する知識と理解を深めるとともに、現状の問題点・課題を認識し、その解決策等について考え学び、行動する。また、トヨタ環境活動助成プログラム2010、2012、2014年度をはじめ、公益信託愛・地球博開催地域社会貢献活動基金、経団連自然保護基金、三菱UFJ国際財団、JSTさくらサイエンスプランの助成を受け活動しています。

◆日中合作事業「自然がっこう」プロジェクトは、「トヨタ環境助成プログラム」2010、2012、2014年度助成プロジェクトとして力強い支援を得て活動しています。

トヨタ環境活動助成プログラムは、「持続可能な発展」のための環境改善や保全に向けた活動を助成するトヨタ自動車の社会貢献活動です。 トヨタ自動車は、世界初の量産型ハイブリッド車の発売や環境マネジメントシステムの構築、環境情報の積極的な開示などが評価され、1999年に国連環境計画(UNEP)から「グローバル500賞」を受賞。これは、「持続可能な発展」のための環境保護および改善に功績のあった個人および団体に与えられる賞です。この受賞を記念し、社会貢献活動の一環として2000年度より民間非営利団体などの環境活動を支援するため助成プログラムを実施されています。

崇明島低炭素社会づくり発展計画

◆崇明島概要

上海の北端・長江の最下流に位置し、世界有数の湿地帯(ラムサール条約に登録)を有する。島の大きさは中国第3位(東西約80キロメートル、南北約15キロメートル、面積1,229平方キロメートル)で、人口は約70万人。主な産業は農業、海産物など。2009年10月末、上海、崇明、蘇州を繋ぐ上海長江トンネル橋 (全長25.5q)が開通した。 崇明島の東灘湿地には200万羽、149種類の鳥が生息し、うち72種類は日中を往来する渡り鳥だとされている。野生植物42種類、水生生物6種類も観測されている。こうした貴重な野生生物や湿地の植生を含む約360kuのラムサール条約登録湿地のほか、中央部の森林公園、西部の湿地など島内全体に豊富に広がる多様な自然を最大限保全するとともに、地域住民と一体となって雇用創出やまちづくりを進めることで低炭素社会の建設や地域活性化が進められている。


「崇明生態島建設綱要(2010-2020)」
崇明生態島建設計画では、生態島を上海の今後の発展の備蓄エリアと位置づけ、
・低炭素コミュニティの建設
・低炭素農業の発展
・新しい観光発展モデルの探求
の3点から低炭素社会の実現に向けた実践に取り組み、国内外の技術サポートや国内の政策支援のもとでインフラや施設建設、農業、産業、観光の分野において低炭素発展を実現し、世界のモデル都市(エコライフモデルシティ)を目指す。

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